最近、天井の茶色いシミが出てきて気になるのよねえ、
夜、物音もするし、誰かに見てもらわないと、どんどん広がるといけないし、
心配だわ
そりゃあ、心配ですね、私が実際に体験したことがありますので、
詳しく紹介していきましょう
天井に茶色いシミがいつの間にかできていて、最初は点々と少しだったのにだんだんと広がっていくと気になってきますよね?天井裏で物音がするのも気味が悪いですよね
天井の茶色いシミは、雨漏りだけではないんです、水漏れや結露、中でもネズミやハクビシンなどの害獣の場合もあるのです。今回は厄介なハクビシンという害獣にひどい目にあった実際に起きた体験談を詳しくご紹介します
知らないうちに、家の中に侵入して大損害を与えるハクビシンの被害に合わないようにするためには何に気を付ければよいのでしょうか?
実際に被害にあった私の体験談をご紹介し、予防と対策方法を詳しく紹介します
天井の茶色いシミと物音
約30年の間、いつも家を留守にしていた私は、妻と子供たちとで1年に2回、それも3日しか、家に帰れなくて、普段は留守にしていたのですが、ある年の夜に、実家に帰ってきて、和室で家族と寝るために布団を敷いてふと上を見ると、天井の角が茶色いシミになっていたのです。いつからだろうと気になっていたのですが、深夜の寝ているときに、天井裏から何かの物音が聞こえてきたのです、ネズミか?と思ったのですがそのまま寝てしまいました
2階には誰もいないはずなのに、妻は「誰かがいるのかな」と思えるくらいの音だと言うので、気味が悪かったのです
たまに実家に来ていた姉からも、「最近、何か小動物がいる気がする」というので気になっていたのですが、次の日の夜に玄関の廊下の天井裏からまた、あの音がしました。その時はネズミよりも大きめの「ぞろぞろ」という猫位のものが動いているサイズの音でした
これが、姉さんの言ってた小動物かと確信しましたが、ほうきの柄で天井を突いてみるくらいで、他には何することもできずに、帰ることになりました
最初はネズミ駆除業者を依頼
それから、約4か月後、私たち家族は実家に帰ることになり、引越しをすることになりました
30年留守にしていた家は、母親がしばらくは一人で住んでいましたが、高齢になり、施設に入ると近所の姉が来てくれてはいましたが、昼間に少し来るだけで生活していなかったのです
私たちはあちこちと大掃除をしながら、十年以上は誰も住んでいなかった家の大掃除に追われました
やはり、気になるのが、夜寝ているときの天井裏の音でした
天井の茶色いシミと、なにやら動物らしきものの物音と関係があるのかなあと、気になりました
夜になり、今度は玄関の廊下の天井裏から
確かに何かがいるなと思い、その時はネズミだと思い込んで、あるネズミ駆除の業者に頼んで、見てもらいました
業者の方は1階の廊下の押入れの上段から天井裏を調べて、「これは、クマネズミですね」と言っていました
ネズミのフンがたくさんあったからです
そして、「お風呂の天井裏を見せてください」といい、ユニットバスの天井裏を見ると、断熱材がひどく齧られているのを見て、
「これは、ネズミの仕業ではないですね、イタチかハクビシンですかね、アライグマかもしれません」ということで私は驚きました
次は2階に上がって押入れから上がって、屋根裏も見てくれたのですが、「ネズミのフンだらけですね」ということで、駆除作業に入ることになりました
ようやく家に帰って来たのに、家の中がひどい有様で30年の間、留守にしていたことを後悔しましたが、遅かりしです
侵入口を確認
害獣の駆除作業に入る前に、業者の方は家の周りを確認するということで、家の外回りを見て回りました
そうすると、「外側の床下の通風口から家の中に入れる箇所が十数か所あります」ということと、直径が8センチの大きな穴が見つかり、「そこからなら何でも入れてしまいます」ということで、ハクビシンや、イタチ、アライグマなどが入れる穴が開いていたのです。ガスと薬剤で
追い出した後でふさぐことになりました
ネズミ、害獣の追い出し作業
ネズミや害獣の駆除をするために、最初にワサビのスプレーで小動物を追い出す処置をしました。押入れから強烈なワサビの匂いがするスプレーを噴射しました
そのあとは、、炭酸ガスと液状の薬剤を屋根裏から順番に撒いて、順番に下に追い込んで先ほど見つかった穴から追い出す作戦でした
「炭酸ガスをまくときは、家から出てください」ということで、私たちも2時間くらい、外出してきました
それで、「ノミやダニ、ゴキブリも死にます」ということで、確かに帰ってくると、小さいゴキブリが出てきて死んでいました
ネズミのフンの掃除も、できるだけはしましたということで、作業は終了したのです
そのあとは、効果があったのでしょう、夜の屋根裏の小動物の物音はぴたりと、なくなりました
侵入口の通風口をこのように、パンチングメタルで、塞ぎました
これで、もういいかと思って子供の部屋にエアコンをつけようと、電気屋さんに工事のお願いをしたのですが、そこで大変なことがわかったんです
エアコン増設で電気屋さんを呼んで発覚したこと
その後は、夜の天井裏の物音もなくなり、一安心していたのです。
子供たちの部屋にエアコンをつけることにしたのですが、
電気屋さんが、エアコンには専用でコンセントがいるということなので、ブレーカーの増設をすることになりました
そして、電線を通すために天井裏をのぞいてみると、「ものすごいフンですよ」と言われ、「このままにしておくことはフンからノミやダニが発生して、人体にも良くないですね、病原菌をもっていることもあります」ということで、天井裏の大掃除をしなくてはいけないと知りました
屋根裏が大変なことに
そして、「屋根裏も見せてください」ということで、2階の部屋の押入れから、屋根裏に上がってみてもらうと、「屋根裏の断熱材がボロボロに齧られてネズミのフンとオシッコでひどい状態に、なっています」ということで、これも放置しておくと、ノミやダニがわいて2階で生活するのに体に良くないということになりました
また、屋根裏のは配線が熱で、一部溶けていましたので、至急直してもらいました
火事にならなくて本当に良かったです
玄関の天井の茶色いシミはハクビシンのうんこ汁
その電気屋さんも害獣駆除に詳しくて、電気だけでなくて、建築や害獣駆除のことも詳しかったのです。その方が、「これ、多分、ハクビシンのうんこ汁ですね」と言って教えてくれたのが、この天井のシミでした
以前から、妻が「何でこんな玄関の天井に茶色いシミがあるのかなあ?」
と気にしてはいましたが、まさかハクビシンとはだれも思いませんでした
その業者さんは、「このシミは、天井裏が害獣のうんこの山になっていてそのシミですね
多分、ハクビシンだと思います」ということで、驚きました
何でこんなところに茶色いシミがあるのかなと、思っていたのですが、これがまさか、ハクビシンのうんこだなんて、、
玄関の天井裏がハクビシンのうんちだらけ
玄関の天井についていた茶色いシミの原因が、天井裏をのぞいてみると、このように汚らしい茶色いフンで荒らされていることがわかり、すごくショックで驚きました。フンがあちこちに点々としてあります
玄関にあった天井のシミは、天井裏をのぞいたら言われたとおり、ものすごいうんちの山になっていたのです
ハクビシンは同じところに糞尿をする習性があるそうで、長年の間ここがトイレになっていたとその業者さんが教えてくれました
天井を取り外すと、このようなものすごい状態でハクビシンのフンが、大量に落ちてきたのです。天井の茶色いシミの原因は、ハクビシンの仕業でした
その解体作業の動画がこちらです
このようにハクビシンが長年にわたり、住み着いていたため、廊下の天井に茶色いシミをつけていて、天井裏を除いてみると廊下の天井裏がすべて、ハクビシンのフンだらけにしていたのです
フンからはノミや家ダニなどがわくしウイルスや病原菌も心配ですねと
いうことで、天井をすべて撤去して貼りなおすことにしたのです
新しく貼りなおした天井が、こちら
和室の天井の茶色いシミもうんちだった
和室の天井を見ると、和室の天井にもシミがあることがわかります
和室の天井裏がハクビシンのうんちまみれ
和室の天井裏の状態を調べてもらうと、こちらも、ものすごく汚れていて、真っ黒でした
何十年もここでハクビシンが生活していた汚れ方です
ハクビシンは同じ場所でうんことオシッコをする習性があるそうで、うんこがどんどん山になっていくということです
知らないうちにこのようなことになっていたのです
自宅を空き家にして、家を離れている方は要注意です
これの天井裏の写真がこれです
このように、天井裏が真っ黒に汚されていて、10年以上は生活していたと思われるようなひどい汚れ方でした、6畳と8畳の和室の天井が全滅状態です
ほかの部屋にも被害は及び
和室横の、寝室にもハクビシンのうんちの汚れがひどいので、天井の張替えをしました
寝室の天井をはがして分かったことですが、カンザイシロアリの被害もあることもわかりましたがそれは初期段階だったのですぐに対処できてよかったです
1階の台所、応接間
台所の天井裏も、汚れがひどくて2階の和室の畳をめくって、上から掃除を予定していましたが、汚れ方がひどくて、食事をするところなので、きれいにしておく方が良いということで、天井を貼りなおすことにしました
また、応接間も同様で天井を張り替えるくらい汚されていたので、天井を貼りなおしました
1階の和室の南側の廊下の天井も、ハクビシンのうんこの汚れで汚いので張り替えることになりました
2階の洋室
2階の部屋の天井は茶色くはなかったのですが、天井裏を見てもらうと、ネズミのフンですごく汚れているので、やはり、ノミやダニが発生しやすくなるし、、生活していくからには、衛生上好ましくないので天井を新しく張りなおしてもらうことにしました
天井の茶色いシミの原因・その他
雨漏り
これまでは害獣による天井の茶色いシミについて、紹介してきましたが、天井の茶色いシミの原因として屋根の老朽化、外壁のひび割れ、雨樋の詰まりなどが原因で雨水が浸入し、雨漏りによって天井にシミが発生することもあります
特に雨漏りの可能性が高い場合というと、
雨の日に天井にシミが生じるのなら、雨漏りの可能性が高いと言えるでしょう
天気のいい日は天井に全くシミができなくて、雨が降るとシミができるのなら、
間違いなく雨漏りと言えるでしょう
水漏れ
天井が茶色くシミになる理由として考えられるのは漏水です
天井に配管が通っているかを確認し、水が漏れていないかをチェックします
あとはエアコンのドレン配管がないかも確認します。特に天井に埋め込みタイプのエアコンは
ドレン水を内蔵されたポンプでくみ上げているので、ポンプが故障していると、水があふれて天井裏を
濡らしてしまいます
他には、マンションの場合は上の階の部屋からの水漏れもあるので管理会社に連絡する方が
良いでしょう
あとは、建物の老朽化や地震で配管の破損による水漏れで水が染み出し、天井に茶色いシミを
発生させる可能性があります
結露
結露による天井の茶色いシミは、室内と外気に気温差が生じる冬に発生しやすくなります。冬は暖房による室内の温かい空気中に含まれる水蒸気が、冷たい外気に冷やされることで水になって天井や壁に付着するのです。冬は天井裏の気温も下がっているので結露を起こしやすいのです
換気不足や断熱不足により、天井面で結露が発生し、シミを引き起こす可能性がありますから、寒くてもたまに換気をすることも大事です
接着剤の変色
天井の材料に使われた接着剤が変色し、シミのように見える可能性があります
ラミネート天井という材料は木目をきれいに見せるためにプリントしてラミネート加工がしてあるのですが、年数がたつと接着剤の成分が浮き出て変色することがあります
他の天井のシミとの違いは、変色部分が合板に沿って真っ直ぐになるのですぐに、わかりやすいでしょう
ハクビシンの被害にあわないために
ハクビシンの被害と予防、対策方法は以下の通りです。
ハクビシンの被害:
- 家屋への侵入や食べ物の食い荒らし
- 糞尿による不衛生な状態や天井への染みをつけます
- 攻撃性があり、状況によっては威嚇して攻撃してくることがある
ハクビシンの予防対策:
- 侵入経路をふさぐ
- 餌となる食料を放置しない
- 雑草を処理する
ハクビシンの駆除対策:
- 嫌いな臭いのするものや忌避剤を使う
- 威嚇音や超音波を流す
- 捕獲する場合は市役所に申請が必要
- 専門業者に依頼すると、徹底的な駆除と再発防止策が行える
ハクビシンは鳥獣保護法で保護されている動物なので、自分で捕獲や毒餌を使うことはできず、専門業者に依頼するか、追い払う方法を取る必要があるのですが、素人の方には、捕獲することは困難ですし、許可が必要ですので、専門の業者さんに依頼することをお勧めします
ハクビシンがくるところに木酢液を仕掛けて追い払うのが効果的
ハクビシンがうんちをしている付近は来る確率が高いので、
嫌いな臭いや煙で追い払いましょう
今回、ハクビシンの被害を見つけてくれた害獣駆除業者さんは、どこよりも親切で丁寧な対応でした
費用も本当にお値打ちに抑えてくれて、助かりました
おすすめの害獣駆除業者さん
親切で丁寧な害獣駆除業者さん、それはファースト東海です
0120-849-640 山咲(やまさき)さんに「天井110番を見てきたよ」と、言っていただけるといいですよ
ファースト東海は、常にお客さんの身になって考えてくれますし、
なるべく安く抑える事を考えてくれるので、本当に良かったです
また、こちらは複数の優良業者さんの修理見積もりを一括で出して、比較できるので便利です。見積もりはすべて無料で利用できますので、よろしければどうぞ!
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